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会話が弾むことが嬉しかったの……

 

 

 

 

バタバタと子供と夫を送り出して、洗濯、掃除、

 

家の中の植物に水をやり、なんだかちょっと元気がないわね。

寒いからかしら? なんてことを考える。

 

(撮影:比良井しほり 撮影機材:スマホ IS11S)

 

 

買い出しに出掛けて、適当に近所とコミュニケーションをとって

 

テレビを見ながら息子が直して欲しいと言っていた洋服のほつれを直して

洗濯物を取り入れて、夕飯の支度をして、子供たちが帰ってきて……

 


遅く帰ってきた夫に、作り置きした夕飯を温めて出しながら

 

「お父さん。窓辺の植物がちょっと元気がないみたいなんだけど、栄養が足りてないのかしら」


夫はテレビをつけて、出された夕飯をもくもくと食べる


「明日は、飲み会だ」


会話のキャッチボールはない
業務連絡


要望されることにそれなりに対応さえしていれば、何の文句もなく自由にはさせてくれるけれど……


「そう。明日はそしたら私も出かけようかしら」


と、言うけれど、夫は聞いているのか聞いていないのか、テレビをただ見て夕飯を食べている

 

 

 

先日、中学の同窓会があった

久々に集まって、「みんな年をとったね」なんて笑った。


中学当時、わりと気になっていたクラスメイトの男の子も来ていて……
重ねた年輪はあるものの、どこか優しげな目元は当時のままで。


「中学の頃はよう話しとったねぇ」

 

彼の方から声をかけてくれた。

 

「そうねぇ。結構、気になっとったもんでね」

 

彼ははにかんで笑った。

 

「なんだてぇ。ほんなこと、はよ言ってくれないかんわぁ」

 

懐かしい話が弾んだ。

 

話が弾むことが嬉しくて嬉しくて。

 

 

今度、また二人で話さん?

 

 

つい、私から話を振った

 

 

 

 

久々に喫茶店で男性と待ち合わせをする。

 

(撮影:比良井しほり 撮影機材:スマホ IS11S)

 

 

なにがあるわけでもないし
何を約束したわけでもないのに……


とても新鮮な気分で

とても気持ちが高揚していて……

 

 


わたし、どうしたらいいのかしら!?

 

 

 

 


モヤモヤしてきたら、


風香に会いにきてください


一緒に考えていきましょう!