一体何があったっていうの???

 
彼のことを意識して三ヶ月。
 
友達に誘われた飲み会でたまたま知り合った彼。
 
 
連絡先はなんとか交換出来たものの
 
 
なかなか二人で会うとまではいかなかった。
 
 
ようやく叶った初デート
 
 
緊張はしたけれど、楽しく過ごした気がする。
 
 
 
会話は盛り上がったと思うし、
食事も美味しくて楽しかった
 
 
どちらからともなく手を繋いだ
 
続きを読む

私は……このままどうなるんだろう……

つき合って3年
一緒に暮らして2年半の
 
 
彼氏がいる。
 
 
最初は楽しかった。
 
一緒に暮らし始めた頃は、このまま結婚するのかななんて思った
 
 
そんなつもりだ、という匂わせも聞いた。
 
 
 
お前ってどうしてそうなんだよ。出来ない奴だな
 
 
 
彼とは価値観が違うところはある。
出来ない私が悪い
 
 
続きを読む

妥協って、どこまでしなくちゃならないの?

 
そろそろいい年齢を少し越えたあたり
 
 
婚活は敷居が高く感じて
 
恋活のラフなものを探した。
 
 
ようやく行く気になったんだ。あのね、思う通り完璧な男なんて居ないんだから。適当に目をつむりなさいよ
 
と、友達に活を入れられて
 
 
悪くはないけれど、なんかなぁと思う相手ではあったものの、
連絡先交換をしたのが、彼だけだった。
 
 
 
それから、LINEが届くのはいいのだけれど
 
 
『元気ですか? 今日、ビール飲んだ』
 
『今日は雨だね』
 
『今日は後輩と出張』
(新幹線の写真)
 
『近所の焼き鳥で一人夕飯』
(無駄にアップの串の写真3枚)
 
 
返信をしていないのに、追いLINEがどんどんくる
 
欲しくもない画像がどんどん送られてくる。
 
続きを読む

既読もつかなくなってきた…

 
彼とは知り合って、二ヶ月になる。
 
友達に誘われて行った飲み会で出会った人
 
 
 
LINEの交換をして、
二日に一回はどうでもいいLINEを交わした。
 
 
内容なんてほとんどないようなLINEだったけれど、
 
そのやりとりはなんだか楽しかった
 
 
 
続きを読む

彼とは会いたいけれど、お金が続かなくなってきた…

 
つきあって間もない彼がいる。
 
彼はお金がかかる
 
彼は、夢を追いかけている素敵な人で……
 
だから私が支えてあげなくちゃならないんだけれど……
 
 
かといって、私もそんなに給料が高いわけじゃない
 
月末。
使いすぎたことに愕然とする。
 
 
続きを読む

突然出来た彼の趣味が

 
彼がキャンプにハマりだした。
 
それまで、インドアだった彼。
ここ最近はキャンプのYouTubeを見ているなとは思っていた。
 
「なんかいいよ。君も見てみたら?」
 
勧められたけど、
キャンプには全く興味がなかったので、的適当な返事で流した。
 
 
グッズを買い始めているのは知っていた。
 
ある日、
今週末、デイキャンプに行こうと思うんだけど、一緒に行こうよ
と、誘われた。
 
 
えー……キャンプに行くなら行ってきたら? 私、買い物に行くから」
 
と、断った。
 
 
出掛けようと誘ってもなかなか外に出なかった出不精な彼が、珍しく外出を誘ってくれたのは嬉しいけど、
 
キャンプは興味がない
 
 
どうせ車を出すなら、日帰り温泉とか連れていってくれたっていいのに。
 
 
それから週末はキャンプグッズの店に行くことが多くなった。
 
もちろん、近くの私が寄りたいお店にも寄ってくれるのでそれはよかったんだけど……
 
 
テントを買っている姿を見て怪しいなとは思った。
 
 
寝袋とか、君の分は買わなくていいの?
 
 
謎の質問をされる。
 
 
「え? 何で私が寝袋買うの?
 
 
「俺、泊まりでキャンプに行こうと思っているんだけど……寝袋と、マットと椅子だけ買ってくれればなんとかなるよ。テントはちょっと大きめにしたから、二人入れるし」
 
 
「は? 行かないよ! なんで山の中で折角の週末を過ごさなくちゃならないの?
 
 
それから、彼と週末会う機会が格段に減った
 
 
彼が泊まりのキャンプにはまっていったから。
 
続きを読む

私の話はいつも彼の前では空中分解するみたい…

 
 
彼とつきあって1年が経過した。
 
彼からの愛情を感じることもあるけれど……
 
 
毎週末会うのが二人のルーティンになってきた。
 
迎えに来てくれた車に乗り込む。
 
彼の家へ向かう中で、お昼どうしようかという話をしながら、
 
「ねぇ、今度私このスイーツのお店に行きたいんだけど」
とスマホを見せようとすると、
 
彼は運転したまま見ようともせずに
あぁ……昨日、テレビ見てたら旨そうなカツ定食の店紹介しててさ? 近いし、今から行かない?
 
「あ、うん……」
 
 
続きを読む

彼は一体どんな気持ちでいるのかしら……

 
俺、結婚したいなって思っているんだよね
 
 
つき合う前に言われた
俺、結婚する気ありますアピール
 
年齢も年齢だし……
 
数ヶ月の様子を見たら、結婚の話がとんとんと進んで行くのだと思っていた。
 
 
彼と恋人になって、一年を経過した
 
 
何故かつき合って以降、結婚の二文字を彼の口から一切聞かない
 
 
しびれを切らしてそれとなく話を振ると、さりげなく話題をそらす彼がいる
続きを読む

なんだかとても寂しくなってきた・・・

会社の状況が変わって、リモート作業が多くなった。

 

 

飲み会はなかなか開催されなくなって。

 

 

 

 

月に一度はみんなと一緒に会えていた

       あの人とも会えなくなって――

 

 

ふと、突然訪れる孤独感。

 

続きを読む

寂しいと思うのは、わがままなのかしら・・・


彼とは、つき合ってようやく一年になりそうだ。



彼はとても忙しい人。



彼氏もいなかった私が、「年齢も年齢だし」と私以上に私の代わりに焦ってくれる友人に勧められて勢いで登録した婚活サイトで知り合った、彼。


僕は、忙しいから。そういうことを解ってくれる人がいい


最初は、別段気にならなかった。



彼とつき合ってからの初めての元旦


彼は仕事

県外の地元にも帰るとかで、会社が休みにさしかかる年末から会っていない



『ごめんね。今日は戻るんだけど客先の社長に呼ばれていて……』



なんだかんだと、会う予定はキャンセル


彼と一緒に行きたかった初詣は、結局会社がはじまった6日に一人で行くことになった。


『今週末には会えるから! 本当にごめん』


連絡は、割とマメに来る。
マメにも、返してくれる。




だけど……



会社が終わった後の夕方、一人で地元の神社へ初詣に訪れる。



元旦、三が日はこんな地元の小さな神社でも、屋台がいくつか並ぶのに……


人なんか来ない閑散とした神社。



冷たい風が吹いて、木々が揺れて

 

 

 

続きを読む

たった一言のメッセージで私は誘われる・・・


元気?




彼から、LINEが来た




こちらから連絡をしても、既読スルーにしかならないのに



相手からの連絡はいつも突然で


それまでのことなど、まったくなかったかのように声がかかる。




今回は二か月も間が空いていた




彼からの連絡は気まぐれ




私は、遊ばれているの?


私のことなんだと思っているの?





だから、連絡なんて返さない。




何度も繰り返し思っていたのに、たった一言で揺れる私が居る





――まるで、甘い香りに誘われて食虫植物にハマってしまう虫の様に――。

 

 

 

 

 

 

続きを読む

何でも一人で出来るように頑張ってきただけだよ・・・



1人で何でもしなくちゃならない


長女ってそういう教育を受けてきた。


お兄ちゃんは「長男だから」と色々と面倒を見て貰っていたけれど

長女だった私は、妹が出来た段階で

お姉ちゃんだから面倒を見てあげなくちゃダメ

に、なった。



お姉ちゃんなんだから、しっかりしなくちゃダメ。


そういう教育のもとで育ってきたせいか


人に頼るのは苦手で――


頑張り続けてきた結果、大半は自分でやったほうが早くて、他人に預けられるようなものはあまりなくて……



そんな私にも、会社で気になる先輩がいて

今回、先輩と同じプロジェクトで、私がサポーターになった。


全力でサポートして、本当に役立っていこうと決心して。

残業したり、持ち帰れるものは持ち帰ったりして
先輩が仕事をしやすいように、完璧にこなしていこうと全力を尽くした


睡眠時間は削れて
体調を崩しかけて

栄養ドリンクを喉に流し込んで

風邪薬を飲んで――




先輩との打ち合わせの時に、先輩は私の制作した資料を見てとても喜んでくれた。

「すごいなぁ! よくここまで資料作りこんだなぁ! 完璧! いや、それ以上だよ!」



嬉しかった



先輩の役に立てて、嬉しかった。



「しかも、よくここの流れも把握されている。お前、俺が居なくてもこの仕事出来るんじゃないの?

「そんなことないです。初経験ですし」


この具合なら、サポートで一回流れを把握したら、充分だろ

「そんなこと……」


熱で頭がクラクラする。





お前ってホント、なんでも一人で出来そうだよな





必死に頑張ってきたことが





なんだかすべて否定された気がした




なんだか、転んでも手を差し伸べない宣言をされた気がして

私が転んでも、誰も気が付いてくれない気がして


続きを読む

なんだかものすごく・・・

 

会社で気になる人が居る


同じ部署だけれども、業務上の絡みは無くて。



ただ――いいなと思うだけ



それだけで良いと思っているわけではないけれど

でも、それは私の精一杯で……


時々聞こえてくる彼と他の社員との会話で
彼の事をほんの少し、知る。


好きな映画はSFで

時々一人でも映画館に行く人で

休みの日はDVDを借りて見たりする人で


そんなある日――



彼が他の社員と話している会話が、また聞こえてきてしまった。


「総務部の新入社員、可愛いよな?」
「可愛いよなぁ。今度飲みに誘ってみようか?」
「来てくれるかな? 誰か総務のヤツ巻き込めばいいかな?」




噂の新入社員の話は、私も知っている。




なんだか……

続きを読む

いつもいつも、一人で寝ている私・・・




何だか夜寝付けない……

一人で居ることが、なんだか寂しくて……




そんなことを色々考えているうちに、気が付いたら朝を迎えてはいるのだけれど……




続きを読む

私以外のひとたちは・・・



最近、ジョギングをはじめた。



新陳代謝も落ちてきたし

健康維持もかねて、流行乗ってはじめたジョギングが

別段特筆する予定のない土日の恒例になった。





地元のジョギングコースは、色んな人が走っていて、
会話を交わすことは無いのだけれど、なんとなく顔は覚えていく。


軽く会釈をする程度で、会話を交わすことは無いのだけれど……



ふと

いつも一人で走っていた女性と
いつも一人で走っていた男性が



立ち話をはじめている光景を目の当たりにした

続きを読む

コンパに来たのはいいのだけれど・・・



友達に誘われて、コンパに来た。



でも、全然盛り上がらなくて。



なんだかすごくつまらなくて。




トイレで、そっと




ずっと気になっている彼に、メッセージを送った

続きを読む

出会いはどこにあるんだろう・・・



出会いは探さなくちゃ


友達に言われて、それもそうかと思って……




「アンタさ? お酒飲むの好きだし、一人でバーとか行ってみればいいじゃない?」



という友達の言葉を受けて、

一人は家飲み専門だった私が、勇気を振り絞って一人でバーに来てみたけれど……






なかなか良い出会いって無い


続きを読む

いつになったら、私の料理を食べてくれる人が出来るのかしら・・・



一人暮らしをはじめて3年。


一人暮らしをする前は、なんだか夢が膨らんでいた。




門限も無くなって

自由になって――



彼氏が出来て



同棲して――







相変わらず、一人分の料理を作っている私――

続きを読む

何で彼は誘ってくれないの!?

会社でちょっと気になる人が居る

営業部の人で、営業事務とは違って総務の私はそれほど接点を持つことが出来ないのだけれど


少し話した時に


「感じのいい人だな」


と思った。


会社の飲み会で営業部の人も来ることになって。

初めて、彼と一緒に飲んだ。



飲みが進むとトイレの入れ替えから自然と各々に席替えをして……



彼が目の前に座った。

「総務部の……」

「あ、そう!」


私の事、覚えていたんだ。


少し他愛もない会話を交わして


彼氏はいないの?

ふと、彼から話を振られた。



「あの……今は、居なくて」






じゃあ、立候補しちゃおうかな


続きを読む

何で彼から連絡が来ないの?


コンパに出かけた。

久々のコンパで、飲みすぎて

テンションが上がっていたこともあったのだけれど……



初対面だった彼と意気投合して


二次会を二人で抜け出して




二人で一晩を過ごした

 

 

 

 

続きを読む

なんだか悲しくなってきた・・・

 


「先輩、インスタってやってますか?」


会社の食堂でたまたま一緒になった後輩が、ふと声をかけてきた。


入社1年目のピチピチした彼女。



「お局」という印が頬あたりに書いてあるんだろう、私に気を遣って彼女なりに声をかけてきたのは見て取れた。


「あ、うーん。アカウントだけは取得したよ」


テレビのニュースにまでなる「#インスタ映え」というものに、乗り遅れてはならないのではないかと不安を感じ

ダウンロードをして、アカウントは作ったものの・・・



彼氏も居なければフォトジェニックな日常とは程遠い私は、使い方が解らなかった。



「先輩のアカウントフォローしていいですか?」

「いいけど……何もあげて無いよ」


ダウンロード初日にとりあえずわけもわからず撮影した

テレビと、机と、缶ビールの写真が一枚あるだけ。


何故か5イイネがついている。



アカウントのやりとりをして、彼女の写真を見てみると


「あ。この間~、彼氏と旅行に行ったんですよ~」

続きを読む

彼の心が欲しいの・・・



好きな人が居る



もともと、男友達だった人。


知り合った時から、好きだった




気が付いたら、私たちの関係は


友達


から


セフレ


になっていた

続きを読む

若さは正義なのかもしれないけれど・・・



会社で気になる人が居る


といっても、彼はとても人気者。

東京から赴任してきたばかりの、私と同い年。

私の直属の上司にもなる。


高学歴、イケメンの高スペックな彼がまさかの独身で。


狙わない女子社員は居ないんだろう。

「先輩、先輩。係長、渋くてカッコいいですよね!?」

10も年下の入社2年目、我が部署のアイドルまでもが目をギラギラと光らせていた。

「ああいう、年上の人ってなんか頼れるって感じじゃないですか? あ。でも、先輩は同い年くらいだから、あんまり頼れるって感じは無いんですか?


悪意があるのか無いのか、キャピキャピ笑いながら話しかけてくる。




正直、イライラする






「係長、これはこのやり方で統一されているんです」

イライラを、つい係長にぶつけてしまった。


ツンとした態度だったろうに、係長は頭をかいて笑った。


「え? そうなの? ゴメン。今までのやつを見て無かった。支店ごとに色々やり方があるよね? 気を付けますね。また間違ってたら教えてください」

そして、「ありがとう」と微笑んでくれて



無駄だと解っているけれど、その時から係長のことが気になって仕方がない




そんなある日のお昼時に


「先輩、聞いてくださいよ!」

と、我が部署のアイドルが声を掛けてきた。


「係長すんごい優しいんですよ! 昨日、仕事の相談をしたら一緒に飲みに行くことになったんです~」


と、スマホを私に見せてくる。


酔っぱらった二人が体を寄せて一緒に写っている、写真





正直、相談なんて大したものではなかったはずだ。


係長も係長だ。

何を楽しそうに飲んだくれているんだか。

続きを読む

やっぱり、結局、そうなんだ・・・


入社して8年目。

「局」という文字がきっと額でピコピコしはじめたのを通り越して
既に「刻印」という域に達しているのだろう


そんな年齢。


同期入社は順に結婚退職をして


いまだ会社に残っている、そんな私。


恋心なんてものはとうの昔に凍結されて
無味無臭の日々を送ってはいたのだけれど
……


少し前に転勤してやってきた3つ下の同じ部署の男性社員が
「ちょっといいな」なんて思えて


ババアなんて言わないし
気さくに話してくれるし


色んなこと、知っていますよねなんて、嬉しいこと言ってくれて

なんだか凍結させていた恋心が、もう一度解凍されはじめた頃――



男子社員が何やら集まってスマホを片手にワイワイとやっていた。

「何してるの?」


と、声をかけると係長が笑顔で答えた。


「今年の新入社員の〇〇さんがインスタあげているって話で盛り上がっているんだ」
と。

話題の可愛い新入女子社員。

気になる彼が、笑顔でスマホを私に見せてくれた

続きを読む

ようやく彼氏は出来たのだけれど・・・


初めて、真剣に交際をする彼氏が出来た

別に今までが適当だったわけでは無くて、
つき合って一週間でフラれるとか

気が付いたら、ひと月後にはフェイドアウトされていたとか

『つき合う』というものがどういうものなのか……


いや、むしろ
それらは「つき合い」のうちにも入らなかったのかもしれない。


それまでの関係性としては「手をつなぐ」のが最上級のコミュニケーションで
それ以上の関係を持ったことが無かった。



彼氏がいない期間はとても長く

その間に理想的な妄想は私の中で随分と育ってしまっていたのだろう。



つき合って三か月
彼の方から気持ちを伝えてくれた


30を目前に、お互い結婚も考える年齢で、
この人と結婚するのだろうかと正直考えた。



彼は、一緒に居ても手をつないでくれない


彼は、どこかに行ってもマイペースに行動をする


彼は、歩調を私に併せてはくれない


一緒に外に出かけるからと
「お弁当作ってこようか?」
と声をかけると

そういうの、いらない

と、断られる。


夢見ていたのは、なんだか「甘いおつき合い」

続きを読む

私だって仲良くしたいのに・・・



バイト先で、好きな人がいる

とても優しい、色々面倒を見てくれる社員の人。


ずっとずっと気になっていたのだけれど、なかなか自分から歩み寄れないし……


彼から時々話を振ってくれる雑談が嬉しくて……。


そんな中で、バイト仲間で花火に行くことになった。

当然、その社員さんも参加するという話で


嬉しくなってつい友達に話してしまった。

えー。楽しそう。私も連れてってよ

言ってから、しまったと思う。

「あ。でも、バイト先の仲間内だから……」

「いいって、いいって。そんなの私気にしないから」



私は気にするんだけど……



断れなくなってしまって、半ば強引に彼女も参加することになった花火大会だったのだけれど……




何故か友達が初対面であるはずの社員さんと急激に距離を詰めていた

続きを読む

自分でも、もう何がしたいのか解らないよ・・・


7年つき合っていた彼氏にフラれた


28の頃からつき合いはじめた、最後の恋愛だと思っていた




結婚は目前だと思った1年目。

なんだか結婚する気があるのかと不安になった2年目。

でも、今更他を探すだなんてなかなか出来ないと思った3年目以降。


いつ。
いつ、結婚になるのだろう?

思い続けた7年目。



結婚相手じゃあないなって思ったんだ



残酷なほどに長くかかりすぎた判定


何を言っても聞いてもらえなかった彼。



――新しい女か



冷静になるとピンと来て、
もう、復縁する気も失せた一週間後


家に居てもやるせなくて、行き慣れないバーで飲んだくれて――


知らない隣の年の近そうな男性と
素性もあまり知らないままに愚痴って飲んで

続きを読む

そろそろ結婚しなくちゃならない年齢は超えているけれど・・・


そろそろ結婚を考えなくてはならない年

いや、そんなものはむしろとうに過ぎているのかもしれない



そんな中でつき合いがはじまった彼が居て




正直、彼とはペースが合わないと感じる



様々なスタンスがどうも合わない。


「そろそろ結婚も考えないといけないと思っているんだ。だらだらつき合う年でもないし」


と、彼は言う。



ほぅん。


と、濁すような返事しか出来ない





所詮、他人と暮らすという事は、
スタンスもリズムも合わない人と一緒に居るというものなのだろうか?




もう、年だし。
結婚はしたいわけではあるし。



悪い人ではないのだとは思うけれど


何処か、何か


違う

続きを読む

私を見てくれる時が来るのかしら・・・



彼が、結婚しているのは知っている


初めての職場で
初めての仕事で

直属の先輩で



とても頼りになる人だった。

8つ上の先輩。


冗談もうまくて
頼りになる


優しい先輩



落ち込んだ時には、気遣ってくれる、先輩。



いつも愛妻弁当を持ってくる先輩。

手の込んだ可愛らしいお弁当は、見るたびに嫉妬をする
先輩の自慢でもあるんだろうな、なんて思う。



仕事も立て込んで
私は先輩の足を引っ張っていて

本当に申し訳なくて
残業もかさんで

そんな最中、珍しくも先輩がお昼にカップラーメンを用意していた




「どうしたんですか?」


先輩は少し疲れた顔で笑った。

「あぁ。奥さんと喧嘩しちゃったんだよね」

この忙しい時に?

力なくカップ麺をすする先輩


こんな時、私には何もできなくて

「それじゃ体壊しますよ」


ただでさえ、過密なのに。


「そのくらいでへこたれるか」


と、先輩は笑った。





バタバタと過ごして、残業時間も22時近く。

続きを読む

出会いが良くなかったのかなぁ?



彼氏が出来た




彼氏?


彼氏・・・・・・?




いや、違うかもしれない




体の関係は



ある



好きだと、伝えた。


「可愛いよ」とは、言ってもらえた




7つほど年上の男の人。



連絡はまばらだけれど、時々会って





遊んで


Hをする



続きを読む

婚活パーティに行ってみたのだけれど……

そろそろ、婚活でもしないとヤバいんじゃない?
と、言われ続けて……

自分でもさすがにそろそろ危ないんじゃないかと、初めてラフそうな婚活パーティに来た。

右も左もわからなくて、
たくさんの女性と、たくさんの男性と
ご友人同士で参加されている様な姿もあって
一人で来たのはまずったのかな、とか。
それでも、誰を誘っていいのか解らなかったし、とか。
 
女性が座る席に、男性が決まった時間会話をするというシステムを説明されて
不安な気持ちのまま、所定の席に座って。
 
「はじめまして、○○です」
「は、はじめまして」
 
「どちらにお住みですか?」
「あの……」
 
初対面の男性にどこまで話して良いのかも解らなくて
「□□の辺りです」
 
大まかに答えると、「あぁ」と彼は返事をしながらチラリと腕時計を見た。

私のところでの持ち時間が終わるのを待っているのだろうか?

そんなことを思うと余計に緊張してきてしまって
 
 
「趣味は何ですか?」
「あ……趣味、ですか?」
特筆する趣味も無い。

気まずい10分を過ごすと、また別の方が座る。
 
 
「はじめまして、△△です」
「あ……はじめまして」
 
「どちらにお住まいですか?」

……
 
続きを読む

ずっとスマホばかり見ている

 

彼からの連絡は、まだ

 

 

――来ない

 

 

私の連絡先は、知っているでしょ?

 

ねぇ、どうして?

 

 

どうして連絡をくれないの?

 

続きを読む

私の彼氏は……

 
会社の後輩にコンパに誘われた。

「人数が足らなくて、先輩もし良かったら……なんですけど」

とても気遣った誘い方をしてもらって、
コンパに行くのも何年かぶりすぎて、断ろうかとも思ったのだけれど

先日友達に
彼氏がほしいなら動かなくちゃダメ。何年居ないと思っているの?
と、言われた言葉が頭をかすめて
 
「その日なら空いているよ」
 
と、承諾した。
 
消して、後輩と仲が悪いわけでもないけれど
いくつか離れてしまうと、お互い妙な気を遣うという感じになっている。

楽しみなのかと言われると、なんだか面倒なのかもしれないなぁなんて思っていたコンパ当日は
結構盛り上がった。
 
続きを読む

本当にこのまま進んでいいのかしら・・・

 

私もそろそろいい年で……

 

焦った時に紹介されて、彼に出会ったのだけれども……

 

 

今日は三回目のデート。

 

 

待ち合わせは、ある公園で。

 

続きを読む

一人だと楽しめないの!?

 


職場までの電車に乗る。

通勤ラッシュ。

ぎゅうぎゅうとまではいかないまでも、そこそこの人が居て


どこに視線を向ければいいのか解らず、私は電車内にあるチラシに概ね目を走らせる。


発売中の雑誌の見出し。

英会話広告。

予備校への勧誘。

法律事務所の案内。

の中で



期間限定! ビアガーデン開催



のチラシを見つけた。

家からそれほど離れていない繁華街近くの広場で、期間限定のビアガーデンが開催。

というものを見かける。



――へぇ、今週末までなんだ。

じゃあ、行こうかなぁ。



土日にやることはほとんどない

家の掃除か、買い出しか……それ以外は特に何もすることが無いわけで。


せっかくなら、行こうかなぁなんて思った。


イベント最終日。


ある程度の混雑は予定していたのだけれど……


予想以上の


人、人、人!

 

 

 

続きを読む

ふと気がついたら、私はもうすっかり……


気がついたら、日常を繰り返していた。

いつから、そんなことに気がついただろうか。


20代も後半で「これじゃあいけない」と思った事もあった気がするけれど……


「彼氏が欲しい」と、もがいたけれど結局成果は得られなくて


何か大きく変化させられることもなく



仕事がそれなりに忙しいのも、良かったのか悪かったのかーー



日常に絡め取られるように

「これじゃあいけない」

なんて気持ちは姿を消して



ルーティンだけの日々が過ぎて行く



おばさん


と、言われることにも慣れて

適当な切り返しも学んで


それすらもルーティンになって……





ふと

鏡を見ると

 

 

 

 

続きを読む

誰か居てくれたらいいのに……と思う反面で、誰かが居てくれた時にはそんな都合よくは無かった


京都に一人旅に来た。


元カレと別れて傷心旅行を一人でしたのがきっかけで


一人旅って案外と楽しい


と、それから時々一人で旅行をするようになった。


旅行の行先はいつも彼氏に結果併せることになっていたし

彼とどこかに出かけるたびに
また、別の人と来られる機会があったら来たいな。もっと堪能したかったのにな」とどこか心残りを作っていたから


思う存分自分のペースで楽しめる一人旅行は


本当に楽しかった。


京都、嵐山散策。



気になったおかき屋さんがおいしそうだったから「買おう」と決めた。


電車旅は荷物が多いのが難点

ようやく財布を取り出して、おかきを一つ買った。

とはいえ、おかきを持って片手で財布を大きなカバンに上手くしまえなくて

背後に並んでいたカップルに即座に窓口を譲ろうと両手がふさがったまま場所をずれた。


お尻のポケットに入れた財布を彼氏さんの方が取り出す。
「おかき二つください」

私ほどではないにしても、大きなカバンを肩にかけた彼女さんに、彼氏さんはハイとおかきを彼女に渡す

座れるところ、探す?
歩きながら食べてもいいよ
そうだね

そんなやりとりを見ながら、
私は財布をカバンにしまいたくて、とりあえず座れるところを探そうと歩き始めた

散策をしたいけれど、まずは財布をしまいたい。


空いている「座れるところ」を新たに探すのに、15分ほどの時間をかけてしまった。


ようやく椅子に座って、おかきを置いて
カバンを下して財布をしまって。

 

続きを読む

元カレの存在が……


元カレと別れて3年。

もうそろそろ、新しい彼氏作ったら?

と、友達は心配して言ってくれるけれど……


若くも無い私は、コンパに出向く勇気もなければ
そんな誘いも機会もなかなかなくて……

「そうだねぇ」と適当に流す。


「うちの旦那の知り合いを紹介してあげたいけれど、みんな既婚者なのよね」


とはいえ、アテは無い。

そんなことを友達がさりげなく伝えてきていて、期待もしていない私は適当に頷いた。


「婚活とか、さぁ」


とりあえずまた適当に頷いておいた。


元カレは、一方的に「好きだ」と押してくれた。
戸惑いながらも押されて押されてつき合うことになったのだけれど……
元カレには「君との結婚が見えない」と言われて別れることになった。
年齢も年齢の別れ。

周りは気遣ってくれたけれど、私はそれほど引きずってはいない。


ただ、



心のどこかに一部ひっそりと貼りついているのは、若いころに半年ほど同棲した彼の存在……


続きを読む

雑然と積まれた……私の……


会社に勤めて、そろそろ10年になる。

企画を任されるようになってきたのは3年ほど前から。

小さな企画とはいえ、やりがいがある。


女として、可愛げがない


女として否定をすることしか出来ない小物な男性社員を尻目に
仕事仕事の日々を過ごす。


気が付くと、洋服も「仕事用」を意識したものばかりがクローゼットに並び
残業が続けば髪を振り乱して



時には会社に泊まって


会社近くの漫画喫茶でシャワーを浴びることにも慣れてきた。



今回も仕事が大詰めに差し掛かって。

終電で家に帰る。

ただ、寝るだけの部屋に電気をつけて倒れこんだ


そのまま寝落ちしてしまいそうで、せめてお風呂は入らなくてはと思いながらもなかなか体が動かない。

ああ。


ああ。
ダメダ。



なんだかうとうとしかけた時に

違う企画を練っている同期の男子社員に廊下で言われた言葉がちらりと頭に浮かんだ。



仕事ばっかりもいいけど、そういう女って男は引くんだよな


知ってる。
違う企画の対抗意識で、足を引っ張りたくてそんなことを言われたことは、充分に解っている

だから、私は鼻で笑って返したのだけれど。


目の端に入って来た、雑然と積まれた経済新聞。

家に帰ると倒れるように眠るだけ……



なんだか、雑然と積まれた日常な気がした。



 

続きを読む

私の繁忙期はいったいいつなのかしら……



会社に勤めて8年。


最初は、「腰掛け」なんだと思っていた


好きな仕事だったわけでもない。



いい会社に勤めて、いい男の人に出会わないと結婚出来ないわよ」



というのが私が小さい頃からの母の口癖だった。



いい会社かは解らない。
一部上々企業ではある。


別段興味も持てない仕事ではあったし、色々あるのだけれど

給料は平均的な額が貰えるし
福利厚生はそれなりにしっかりしている方だと思うし
有休もまぁ取れなくもない。
土日休みの土日出勤はほぼ皆無。
残業は繁忙期に時々2時間程度が続くくらいで……


腰掛け程度で終わるのだと、なんだか信じていた。


あまりに自分の発想が稚拙だったのだと思う。


興味もないけれどもそれなりに安定した仕事に就いたら、自動的に素敵な彼氏が出来て、2年、3年で結婚をして、寿退社をするものだと思っていた



そうではないんだね、と気がついたときにはもう随分と時が過ぎ去っていた



腰掛け寿ルートに乗ったのは同期入社の女子社員たちで、私はなぜかそのルートから外れてしまった。



最後の同期が嫁入りしたのは3年前。


最後に生き残ったシーラカンスみたいな気分だ。



かといって、後輩女子社員との関係性は悪くは無い。
これは、私の運がいいのか……はたまた私のキャラクターなのか……

局というよりも「長老」みたいな扱いである。



いつもの日常を繰り返すのに
いつものストレスはかかるものの、

日常を逸脱しようとはなかなか思えない安定もあって…


それでも、そんな何かを打破したくて
時々ふわりと一人旅に出る。



安いビジネスホテルをとって、時刻表を見ながらブラブラ刺激を求めて旅をする。



ある有名な中華街で夕飯を食べようと、わくわくしながら足を運んだら……


思いのほか閑散として、多くの店が閉まっていた。
慌てて調べると、どうも閑散期にさしかかって閉めている店も多いということが見つかった。

続きを読む

ずっとこのまま私は秘密にされるの……?



彼との関係は、2年目に突入していた。


会社の上司。


信頼できる素敵な上司だった。



それが、いつの頃からか……大人の関係へと発展してーー



奥さんの愚痴は聞く

仮面夫婦だといつも寂しそうに話す




君と居ると癒される、と 言ってくれる




「今度、旅行へ行こう」



初めての二人での旅行。


「いいの?」

「家族には出張って言ってあるから」



彼の運転で、初めて旅行に出かける。

それが嬉しかった。


助手席に乗り込むと、いつも通り電源の切られたドライブレコーダーが目に入る



奥さんの愚痴は聞く。

仮面夫婦だといつも寂しそうに話す。



でも、私との関係は秘密




楽しい一時を過ごして、彼がとってくれた観光用のホテルに宿泊をすることになって。



「君は待っていて」


フロントから離れたところに立って部屋の鍵を貰う彼を待つ中で



聞こえてきた、彼の名前とは違う名字でのフロント係とのやりとり



偽名で宿泊?

なんか、ドラマみたいねと思って寂しくなる。


続きを読む

彼しか居ないって思っていたのに…


 

 

 

つき合って二年の彼氏が居る



いや、厳密に言うと・・・三か月。


彼と初めてつき合ったのは二年前。



別れたのは半年前。


復縁したのが三か月前



もう駄目だと思った。


喧嘩して、別れて・・・とても後悔をした。



復縁してみたら、やっぱり彼と私
 

続きを読む

ただ「美味しいね」って言いたかったんだ……


彼とは2年ほどのつき合いになる。

会うのは、いつも居酒屋か直接ホテルか……



取引先の会社の担当者だった彼。

担当が変わったのをきっかけに、連絡先の交換をして――




大人の関係になるまでにそれほどの時間はかからなかった。



コンビニで買いこんだお酒を持ち込んで
ホテルで飲みながら、彼にスマホのサイトを見せた。

「ねぇ、ねぇ。ここのピザなんだけど、最近評判らしいんだ。食べてみたいと思っているんだよね」

「ふぅん」

と、彼は優しい声でスマホを覗き込むように私に顔を寄せる。



彼のいつもつけている香水の香りが鼻をくすぐって、なんだか安心する


「いいねぇ。美味しそうだ」

「今度、食べに行こうかと思っているんだよね」


私が言うと、彼は目を細めて笑った。

「相変わらず、食べ歩きが好きだなぁ。色々知っているもんなぁ」





そんな会話を交わしたのは、木曜日の夜。



土曜日に、私はピザの店に赴いた。


予約が出来ないお店で、店に行くと列が出来ていた。

さすが人気店。
仕方ない。

一人で並んでいると、目の前に並んでいる女子大生らしき三人組が、楽しそうに話をしている。

「なんのピザにする?」
「え? これ意外と安くない?」
「店の中とか、結構可愛くない? インスタ映えしそうだし」

会話がかみ合っているのかかみ合っていないのか。
自由に発言している感じが面白かった。


私の後ろには男女のカップルが並んだ。


このピザとこのピザが賞とったやつなんだよ
と、彼女らしき女性。
「じゃ、一枚ずつ頼んで一緒に食べようか
と、彼氏らしき男性。



いいなぁ。
一人じゃさすがに一枚しか食べられないよ……


いいや。
また、来よう。



ずいぶん並んで、ようやくピザにありつけた。

「おいしそう」

スマホで写真を撮影する。


 

続きを読む

本当に彼で大丈夫なのかしら……


つき合って三か月になる彼氏が居る


かれこれ一体……どのくらいぶりにできた彼氏だろうか。


友達に半ば強引に連れられた恋活パーティで知り合った彼。



彼とおつきあいがスタートした時には、連れて行ってくれた友達にランチをご馳走して
心から感謝した。


もういい年な私だから。

彼との結婚も考えているし
彼も私より5つも上だから、当然結婚を視野に入れてくれている


結婚まで、秒読み。


そんなことを考えていたのだけれど……

一つだけ、引っかかることがあって。



今度のデートは蟹が食べたいよね。

そんな話で彼と一緒に蟹を食べに出かけたのだけれど……

 

続きを読む

そんなことを言われても……

 

 


正月には里帰りをする。


我が家では、母方の祖父母の田舎に行くことになっていて

会社が休みに入ったその日のうちに実家に戻って

翌日から母方の里に戻ることになる。



母方の祖父母の住む家には「じいちゃんの部屋」というものがある。

小さな六畳程度の和室には、じいちゃんの趣味の本と書道道具が置かれていて
定年してから書道にハマったというじいちゃんの部屋は、つねに墨の匂いがしみついていて、

私は割と好きだった。


玄関に出迎えに来てくれたばあちゃんと、

相変わらず自分の部屋に居たじいちゃんと。


じいちゃんの部屋を覗くと、相変わらずの書道道具に囲まれて
一年前より皺が深く刻まれたじいちゃんが座っていた。

 

続きを読む

彼はあの時、なんであんなことを言ったのよ……



好きなんだ


それは、もうかれこれどれほど前のことだっただろうか。


ぼんやりと考えて指折り数える。


一年、二年、三年、四年……


知り合った彼は、会社の取引先の人だった。

なんだかウマが合って、プライベートでもお互いに飲みに行った。


彼女が居ることは知っていたし、いいなとは思っていたけれど
仕事の延長と、友達の様に仲良くなれたらいいな
、と。


そんな気持ちで、軽いバカ話をしながら盛り上がったり
仕事の話を真剣に話したり

続きを読む

素敵な私を見たら、彼は興味を示すと思ったの……

 

 


友達と遊びに出かけた。


近くにある、最近話題の地元のインスタスポット。
インスタグラム……若者を中心に流行している、写真メインのSNSだ。

インスタグラムに掲載するのに人気のスポットを「インスタスポット」なんて呼んだりする。

地元の小さな場所だけれど、いんすたスポット。



何本もあるひまわりをバックにかわいい写真を撮影するのが、周りで流行している。


行こうと言いだしたのは、私。

電車を乗り継いで行く中で友達は「美味しそうな飲食店が近くに無い」だの、なんだか不満を言いはじめる。


目的地のインスタスポットで、他の人たちがどんな写真をあげているのかをチェックする

私はどんなポージングで撮影しようか。

「ねぇ、ねぇ。この定食屋美味しそうだよ。私の嗅覚がそう言っている」
そんなことを言って移動中に見せてきた友達。
けしてオシャレとは言えない定食屋で、スポットの最寄りの駅みたいで……

「えぇ?……」

オシャレじゃない。


私の反応を見て、友達はイラっとした表情を見せる。


「なによ。スポット付き合うんだから、こっちにもつきあってよね」


渋々、しょっぱい定食屋の夕飯が決まる。



写真スポットに到着すると、
ちょこっと向日葵があるだけの、他に特に何もない景色。

うまく切り取り撮影をすると素敵に見えるのだろうけれども、なんだか寂れた場所だった。

ここなの?

と言いたげな友達に被せるように、私はひまわりに囲まれてポージングをとった。

続きを読む

私、どうしたいかも分からない……


ずっと気になっている人がいる



彼と、他愛もない連絡のやりとりすらしなくなってどれだけたつだろう。



好きだった……のかすら、もう、今となってはわからないけれど




引っかかっては


いる




ふと立ち寄った神社で


絵馬を見かける。


 

続きを読む

なんだか私は壁を隔てたこちら側に居る気がする……

 

 


自分は「恋愛」というものから程遠いところに居るのではないか


なんてそんなことを思う。


もちろん大人だから


そんな中二病的な話を人にすることはないのだけれど……



ことごとく、うまくいかない



楽しい恋愛というものは、私が隔離された外にあって


私はそういう世界に触れられないのではないかとすら思う時がある
 

続きを読む

え? 私がおかしいの!? でも、それってマナー違反だよね!?

 


久しぶりに友達とランチに出かけた。


「ね。この間コンパ行くって言っていたけど、どうなった?


 

続きを読む

気になっていた人だったから……

 

 


会社で飲み会があった。


とても優しくて、面倒みもよくて、頼りがいのある直属の先輩。



既婚者の先輩



素敵だとは思っていたけれど、既婚者だからとかかっていたブレーキ。


会社の飲み会の後、酔っていた私は二次会に先輩を誘った


二人きりの二次会で語ったのは

課長の方針。
仕事のやり方。
仕事に対するスタンス。

そして、エクセルの小技。


途中から記憶が飛び飛びで、


お互い泥酔状態になりながらも家まで送ってくれた先輩を、




部屋に上げた




スッキリしない朝の目覚め。

 

 

 

 

続きを読む

悪い人ではないのだけれど、合わない趣味はどこまで併せるべきなのか……

 


コンパで知り合って

悪くないなと思っていた人と、デートが決まって。


もう若くはないし、そこそこの会社で、悪くはなさそうな彼に決めていった方がいいんじゃないか

なんて、心の中で小さな下心なんかも持ち合わせつつ……



「僕はね、お城が好きなんだ」



だから、ある程度のことはまぁ併せようと思っていたのだけれど……



デートをすること四回


そして、四回目のお城デート

 

 

続きを読む

なんだか部屋の扉が重い……

 

 

 


彼氏居ない歴が片手の指の数に差し掛かろうとしている


前彼と別れて、ひどく落ち込んだ一年を過ごした。


それから、『浮上した』というよりは、どこか『無』になった自分が居て。



こと、恋愛に対しては感情の起伏がやたらと薄くなってしまった



気を使ってくれた友達がコンパの誘いをくれたことがあったけれど、心は動かず。
ただ疲れるばかりで……


気がついたらコンパの誘いもなくなった。



暇な休み

家の中でコロコロと転がってぼんやりとスマホでネットを見続ける。



恋活



そんな言葉を見かけて、
何かしなくてはと思うものの……



ふと目線を投げた部屋のドア。

 

続きを読む

彼を怒らせてしまったのかしら……


なんだか良い感じになった人がいた。


それまでは連絡も結構頻繁


私からメッセージをしたり

向こうからメッセージをしたり


なかなかタイミングが合わなくて、会う回数こそ多くはなかったけれど


それでも、結構マメに連絡をとりあっていたつもりだった。




私たち、どういう関係?

私たち……恋人? それとも……


確約がないまま


確認もとれないまま






何度か肌を重ねた





きっかけは、私からしたら些細なものだった。

何てことのない言い合いだった。



もう、いいよ連絡しないから!



曖昧な関係性にもなんだか嫌気がさして、つい言ってしまった言葉


俺もしないから。じゃあね


そんなこと、一週間も続かないと思っていたのに……
 

 

 

続きを読む

彼はいつもあさっての方向を見ている気がするの……

 


ずっと好きな人がいる


彼との出会いは、コンパだった。

人数合わせで呼ばれたと言っていた。
仕事が忙しくて、遅れてやってきた彼は、なんだか一際輝いて見えた



連絡先の交換をできた自分はよくやったと思う。



連絡をしても、既読がつくのが遅い
既読がついても、スルーになることも多い


返ってくるのは短文



『ごめん。今、仕事がたてこんでいて』

それでも、連絡を返してくれることに期待感があった



月に一度程度、彼と飲みにいくことができる。



もちろん、私から誘って、予定を併せて
ギリギリにキャンセルになることも多いけれど、めげずに誘って


会えることが、最初は嬉しかった


やっぱり、私はこの人が好きなんだと思ったのだけれど……



「今、仕事が新しいプロジェクトの立ち上げになっていてね。もうぐちゃぐちゃなんだよ」

飲みに行くと、今の彼の仕事状況をただ聞いた



月に一度の飲み。


それも、さっくりと二時間程度で「じゃあ」と帰ることになる



進展の気配がないまま、もう半年以上が経過していた


一緒に過ごしているものの、彼はずっとあさっての方向を見ているような気がする。
 

続きを読む

彼からの反応が薄すぎる……

 

 


会社でとても気になっている人が居る


転勤してきた彼が、とても好みでとても気になって。


同じ部署になって、席配置が変わって、隣の席になった。


右隣の先輩が直属の先輩になるし、左隣の彼とは直接の業務のやりとりは無いんだけど
先輩が席を外している時を見計らって

「ねぇ、ねぇ。このワードが勝手に文字寄せされちゃうんだけど、これってどうしたらいいの?」

知っていることだけれども、ちょっと質問をしてみた。

あぁ

彼が言ったのはそれだけ

隣から手を伸ばして、さっと直してしまった。


「ねぇ、ねぇ。なんか、パソコンがかな入力になっちゃったんだけど、直し方知ってる?」

懲りずにまた質問をしてみたけれど

「あぁ」

また、それだけ。

そして、片手を伸ばしてすっと直してしまった。




一生懸命声をかけているのに


レスポンスが薄い
 

続きを読む

彼からなかなか連絡が来なくなった……

 


彼氏から最近連絡があまり無い



つき合う前や、つき合ったばかりの頃は、彼から頻繁に連絡があったのに……



気がついたら、彼から連絡をくれることはほとんどなくなった



3日前のメッセージも、私から打ったものに遅れて返事が届くだけ。



「なんで連絡くれないの?」


そんな質問をすると、彼は面倒くさそうに


「今、忙しいんだよ。それだけ」


と、答えた。




どんなに忙しくても、メッセージ一本打つ時間も割けないなんてことないはずなのに。



今日も一日待っていたけど……結局、彼からメッセージは来ない

 

 

続きを読む

彼とこのまま続けていいのかしら……


同棲している彼氏とそろそろ一年が経過する



親にはまだ、会わせていない。

一人暮らしをするという話で家を出てきて、適当にはぐらかしている。



だって、彼とは




秘密の関係だから……




彼には、奥さんと子供が居る

同棲をはじめる時に彼は「妻とは離婚する」と、家を出てきた。



それが、離婚しないまま……ズルズルと一年が経過している。

私に隠れて、こっそり奥さんやお子さんに会いに行っているのもこの間知った
 

続きを読む

元カノに連絡しないって言ったのに……

 


つき合って三ヶ月の彼氏が居る。


けれど、気になっていることが一つ……


彼氏が元カノと連絡をまだとっていること


「私は嫌だから、元カノとは連絡取らないで」

長い話し合いの末、「わかったよ」と彼が言った


長い話し合いで彼は納得したと思っていた。



それが……




ある日。

彼のTwitterを見ていたら……

飲み会の写真をUPしているものを見かけた。

『仲良しの仲間と飲み会! 楽しかった!』


そんなコメントと共にUPされている写真。


私、そんな話、一切聞いていなかった。



けど、それ以上に……


写真のはしに見つけた、




元カノの存在

 

 

続きを読む

ふと周りを見てみたら

 

 

休みの日にポカンとやることが無かったので

 

 

パワースポットだと会社の後輩に聞いた神社に、なんとなく足を運んでみた。

 

日曜ということもあるかもしれない。

 

後輩から聞いたくらいだから、話題になっているためなのかもしれない。

 

続きを読む

最後のチャンスだと思っていたのだけれど……

 

 

 

つき合って、二ヶ月の彼氏が居る。

 

彼の家に泊まりに行って何度目か……

 

「朝ごはん、作ってよ」

 

という要望に、何もそろっていない冷蔵庫と調味料を見ながら、
炒め物と卵焼きを作った。

 


卵焼きを食べた彼は一言。

 


なに、これ

 

 

自分としては
ふんわりできているか? とか、
形状が黄金比であるか? とか、
そんなことはまったく守れていないながら、味に関しては至って普通のものだと思っていた

 

続きを読む

行きたい……行きたいんだけれど、でも……

 

 

長年通っているテニスの会がある。


最初は地元のカルチャーみたいなテニスクラブがあって、月会費も安くて
気楽なクラブだった。


もちろん、テニスクラブは今も健在だけれど、それとは別にもうずいぶん前からある
「テニスの会」という飲み会。
安い居酒屋で集まって飲むという、会。


長年テニスクラブに通い続けている人も、
以前通っていた人も

日程があって、お酒が好きな人が集まる。


そんなテニスの会があって
主催は特定の持ち回ってみたり、誰かが連続して開いたり……
ここも適当。


年齢もバラバラ。
男女混合。

既婚者も独身も、様々な人がいて面白い会……だったのだけれど……


テニスの会に通って気が付けば5年ほどの年数が経過していて……


最初は会社の女子先輩から誘われた会で、先輩の好きな人がその頃テニスの会の主催を任されることが多かった。


そんな彼は今、テニスの会に少し前に顔を出しはじめた若い女の子とつき合うことになった。

それを期に、先輩はなかなか顔を出さなくなってしまったのだけれど……


5年もいると、

入り組む人間関係と人間事情がそこにあることを知っている。


とはいえ、色んなタイプの色んな職種の人がいるのは確かで

刺激にもなるし、気楽で楽しいし。

深入りしなければ面倒はないんだけれど……


ここ最近参加してきた年下の男の子が私の隣に座った。
素敵な子だなとは思っていたけれど、私より5つ年上のアキさんという女性が彼のことを気に入っているという話を前回のテニスの会でこっそり聞いた。
アキさんは会社の先輩の大の仲良しみたいで、アキさんがいるから先輩が来なくても来れたみたいな時期もあったりしたもので、とても面倒見の良い素敵な女性だ。


「いつからこの会に居るんですか?」


気さくに声をかけてくれる。

「5年くらい前……かなぁ?」

「先輩ですね!」

屈託のない笑顔。


いい子なんだろうな……なんて思って話していた。

彼は少し私に近づいて、こそりと声をかけてきた

 

 

 

あの、よかったら連絡先教えてください。また、二人で飲みませんか?

 

 


嬉しい

 


という瞬間的に思ったそれをうわ塗るようにして出てきたのは彼のことを気に入っていると言ったアキさんの顔った。

入り組んだ人間関係に、ただ、固まることしかできなくて……

 

続きを読む

自分の気持ちがうまく整理がつかないの……

 

 

半年ほど前のこと。


それはそれは、とても怒涛の出来事というか……

怒涛の、押し、だった。

 

 

つき合ってください!


と、とてもストレートに言われた。

 

けして若くはない年齢で、どストレートに言われることが少なくて、それだけで結構驚いていた自分が居た。


存在はお互い知ってはいたけれど、会話を殆ど交わしていなかった人。

それほど、接点が無かった人。


そんな人と、しっかりと話し込む機会があって、
それなりに興味は持っていたのだけれど、それでもイキナリそんな話には……


「今、つき合っている人がいるんですか?」

「それはいませんけれど……」

「じゃあ、つき合いましょう!」


そんなパッションタイプでもない私は「彼氏募集中」の札を首からぶら下げているというのに

のることが出来なかった

 

 

「なんで、そんなことを仰るんですか?」

「好きだからです。いや、あなたを知った時から気になっていました!」


なんだか、嘘っぽく思えたりして。


知った時から?

それっていつ?

それって、どうして?


「彼氏募集中」の札を首からぶら下げているのにも関わらず、
どうも私のその「彼氏募集中」の札の裏には、虫眼鏡でもなければ見えないほどの細かい字で条件がみっちり書かれているみたい


それがどんなものであるのか、私自身解らないのだけれど……


「考えておいてくださいね!」

 

続きを読む

彼のことが気になるけれど……

 

 


犬を飼っている

一人暮らしが寂しくて

 

「生き物飼っちゃいけないんだよ。彼氏できなくなるよ」

 

って言われたんだけれども、我慢できなくて。

会社の家の往復だけではなんだか辛くて


つい、犬を飼った。

 

お陰様で残業はあんまりない仕事だし、

少し早く起きて、近くの公園まで行って帰ってくるのが、朝の日課。


いつの頃からだろうか……

公園付近で、見かける……同じように犬を連れた年の若い男の子がなんだか気になりはじめた

 

続きを読む

プロポーズを素直に喜べない私はおかしいのかしら……

 


つき合って長い彼氏が居る。


人柄は悪くないし、性格的な相性は結構合うと思っていたから


最初は「ちょっとつき合ってみる」つもりだった。


それほど、本気でつき合おうとか思っていなかった。

 


だって……

 

 

 


彼がフリーターだったから

 

 

 

 

 

パソコンが大好きな彼は
「売れるアプリを作ってVIPに稼ぐ」
が口癖で、


アルバイトもお小遣い程度。


多くはパソコン周辺機器に投入されて

実家暮らしの彼


デート代は時々出してくれたりするんだけど……

 

 


ずるずるとつき合って長くなってきて、私も結構いい年で

 

続きを読む

ただ恋をしたいだけなのか……それとも、私……

 

 

 

 

結婚をして五年になる。

子供もできて、大きな不満はそれほど無い。


今の夫との結婚は言ってしまえば「タイミングが合った」という感じだった。

 

ずっと好きだった人が結婚前に居た
 

彼と恋人関係にはなれないまま……ずっと片想いのままに……

 

一番好きな人とは結婚できないんだ

 

 

そんな言葉と共に、今の夫と結婚をした。


割り切ったつもりでも、どこか消せない大好きだった彼への連絡先はずっと携帯に残っていた


子供も幼稚園に行きはじめた頃……

 

ふと、手が空いて一人になった時間に……自分の衝動が抑えられなくて

 

 

 

つい

残されていた彼の連絡先に

 

メールを打った


 

続きを読む

結婚の話が出ているのに……なんでこんなに嫌な気持ちになるんだろう……

 

 

 

結婚をするということは、幸せになることだと思っていた

恋愛物語の最上級のゴールは結婚であり


童話の世界もお姫様と王子様が結婚式を挙げて幕を閉じる。


 

最上級に、幸せなことが「結婚」なんだと思っていた

 

 

つきあって二年近くになる彼氏と「結婚」の話が進み始めた。

 

続きを読む

いい人だということは解っているのだけれど……

 

 

 

いい年になってきたから……婚活を周りに執拗に勧められ

 

 

まずは婚活パーティに足を踏み入れてみた。

 

 

その中で「まぁ悪くない」という人とカップリングをすることが出来た。

 

のが、今の彼氏

 

一年前のことになる。


結婚をしようね。○○にこれをして、○○頃には入籍をして


彼の中ではプランがあるようだ

いい人だとは思う


私のことを一生懸命に考えて、色々やろうとしてくれているのも伝わる。


"結婚相手として、考えた"


というのは、ひしひしと伝わる。

 


けれど、なんだろう……どこかすれ違って感じるのは……

 

 

「そういえば、そろそろ桜が見頃だね」

 

続きを読む

私……無駄な時間を過ごしてきたのかしら……

 

 

 

なんとなしに海に来た


まだまだ海は寒々しくて

天気も微妙だったのが余計に響いたのかもしれない。

 

ぼっかりと胸に穴が空いて


正直、どうしていいのか解らなかった

 

続きを読む

悪い人ではないとは思っているのだけれど……

 

 

 

1年つきあっている彼が居る

私もいい年だし、彼と結婚をするのかと思っていたのだけれど

 

一向にその気配がない


あるとき、勇気を出して匂わせてみたところ


年齢的には考えていかないといけないよね


考えるきっかけにはなったのかとホッとはしたものの


そこから特に彼からの言葉はない


思えば、「好き」という言葉もここ最近はほとんど聞いていない気がする。

 

 

 


『今日はね? 会社で飲み会なんだ。明日土曜だし、終わったら家に泊まりに行っていい? そんな遅くはならないと思うんだ』

 


連絡が入って、彼がいつくるだろうとわくわくしながら用意をして……

なのに深夜を回っても一向に連絡がなくて……

 


電話をかけてみたけれど、出る気配もなくて……

 

 

何かあったんじゃないかと寝られない夜を過ごして

 

続きを読む

ずっと夢の中でもあなたを探していたの……

 


朝、起きたら

とても嫌な気分だった


夢を見たから。


見知らぬ建物の中で


たった一人でさまよっている夢だった

 

続きを読む

私は尽くしてきたはずなのに……

 

 

同棲をしている彼氏が居る。


彼が過ごしやすいように、いろんなことをしてきたつもりだ。


食事には徹底的に気を使った。


ジャンクフードは却下。
 

温野菜多め。

お腹にたまる、カロリー低めの栄養素の高いものを。

手抜きはしない。

 

 

続きを読む

SNSを見なければよかったかもしれない……

 

 

SNSというのは、便利のような

不便のような……

 


ずっと好きな人が居る

 


なかなか連絡もとれなくて、SNSで繋がるのがやっとで

 

流れてくるタイムラインで彼の現状を知るだけ

 

 

今日は仕事で出張なのか。

今日は美味しそうなもの食べたんだね。

 


ただ、見ているだけ

 

 


それでも、彼の状態が解るからこそ……

 

彼から離れられないのかもしれない。

 

 

続きを読む

ずっと想っているのに……

 

 

好きな人がいる

片思いをして、かれこれ何年になるだろうか?

 


時々、会う


進展はない


連絡先は知っている


メールは殆ど返ってこない

 

 

諦めたほうがいいのだろうかなんて事も考えるけれど、
彼の存在が自分の支えになってきたのも確かだったりする。

 


好きな人がいるから、頑張れたこともたくさんあった……。

 

 

 

 

ここ最近、珍しく知り合った男性からデートの誘いを受けた。


『今度の日曜、暇ならドライブでも行かない?』


日曜に予定は何もない。
だから、別に良かったのかもしれないけれど……

 

――私、好きな人がいるから

 

 

 

 

断った

 

 

 

 

暇な日曜日。

ご飯を作るのも面倒で、近場のファーストフードで適当な物を買ってくる。

 

 

 

続きを読む

お雛様をしまい忘れると……って……

 

 


あんた、いい人見つけなさいよね

 

そんな言葉を親も言わなくなって数年が経過していた。

いい人を見つけないようにしているわけではないのだけれど……

 


街を歩くと、ひな祭りの飾り。

 


そうか。

 

今日はひな祭りか。

 

 

家でお雛様を飾らなくなって、一体どれだけたつんだろう。

 

続きを読む

彼は私のことを……

 

 

 

微妙な彼が居る


付き合っているのかと言われると、そういった口約束はまだ無い

 

 

彼とは平日の夜に時々飲みに出かける

 

 

彼との待ち合わせ。

彼を待ちながら、ぼんやりと暇つぶしにスマホでサイトを閲覧していた。

 

 

続きを読む

勧められて婚活登録してみたけれど……

 

 

婚活をはじめた


知り合いに紹介された婚活アドバイザーの人に引き合わせて貰って、何人かの人と会った。

 

 

 

 


イマイチ、ピンと来ない

 

 

 

 


だんだんと婚活アドバイザーの方の口調が強くなる。

 

 

続きを読む

彼には何も話せない……

 

 

付き合っている彼氏が居る。

 

彼にとっては他愛もないことだと思う。


それは会社でひどく悩んでいた時だった。

 

たまたま愚痴と相談と入り混じった話をしていた時に言われた一言

 

 

 


あのさ? 俺は笑ってる君が好きなんだ

 

 

 

 

 

 


以降、彼にはなんの話も出来なくなった

 

 

 

 

 

続きを読む

彼は恋愛する気がないのかしら……

 

 

転勤してきた彼が私の直属の先輩となった。

五つほど年上の人で、彼と二人で一つの仕事を回していく二人三脚のような仕事をここ一年ほどしている。


最初はクールで話しにくい人だと思った。


けれど、仕事は早いし、指示も割と的確で


ぬるい優しさはないものの、業務は正直回しやすい


「スタイリッシュな仕事の仕方」とはこういうことを言うんじゃないか、と思う。

 

一年一緒に仕事をしているのに、雑談をしたことはほとんどない。

 

 

出身地は東京だということと、
こちらに来る前は大阪支店に居たというくらいで

ある意味ではほとんど彼のことを知らない。

 

最初は冷たい人だと思っていたけれど、だんだん気になってきて……

 

 

残業時間に二人きりになったことをいいことに、勇気を出して雑談を切り出してみた。

 

 

続きを読む

なかなか彼と話せない……

 


会社で飲み会があった。


仕事区切りの打ち上げということで、同じ部署の業務関連者が集まって飲み会となった。


ぶちあけて、とても楽しみだった。


ずっと気になっていた彼と、近づけるチャンスかもしれないと思った。



とはいえ。



一軒目の居酒屋で、重要な席取りに失敗して彼の近くに座れなかった

彼とはほとんど話せないまま……



これで終わらせちゃダメだ!



一次会終了後、店を出るタイミングは自分としては満点だった。

早めに店を出た彼の横に行くことが出来た。

 
続きを読む

気になる彼とどう接点を持っていいのかわからない……




会社のお昼時間に、他の先輩から教えてもらったお弁当屋さんに買いに出かけることにした。

安くて美味しい。

ということで、近くにある公園を横切って、ある人が目に付いた


営業なんだろうか?

それとも、近くの会社の人なんだろうか?


公園のベンチで、のんびりとどこかで買ったお弁当を食べている男性会社員。


最初は「ふぅん」という程度だった。



教えてもらったお弁当屋さんのお弁当が気に入って、それから次の日も公園を横切って買いに行く。



また、その日も同じベンチに座っている彼。

続きを読む

花束を貰ってもそんなに嬉しくない女が居て、なにが悪い?




会社で仕事をしていた時のこと。



部長と係長がなにやら近くで雑談をしているのが聞こえてきた。


「そんなのさぁ? 適当に花でも買って帰っておけばいいんだよ。女なんて、花さえ渡しておけば機嫌がいいんだから

「そうですかねぇ?」

「そうだよ。小さいやつでいいからさ」


パソコンを打ちながら、そんなもんかなぁ? なんて思った。

別に、貰ったって私は嬉しくないんだけど




その日の夕方。

半年前につき合うことになった彼から連絡が入った

彼の仕事が忙しいらしくて、ずっと会えていなかったんだけど……

『今夜は一緒に居られるから』

ということで。

出張ついでのそのまま直帰を駆使して会いに来てくれるということなんだろう。

そして、明日は平日だからお互いに朝は出勤になる。




結局、我が家のチャイムが鳴ったのは夜23時を回っていて

ようやく彼が来たかと思って扉を開けたら


「遅くなってごめん」





彼が持っていた小さな花束

 

続きを読む

この人も私と一緒なんだ……



フラフラと、神社に立ち寄った。


なにか目的があったわけではない。


なんとなく立ち寄って、神社の隅にあるかけられた絵馬が目に入った。

どんなことが書かれているのだろう、と。


ふと、興味を持って見てしまった。
 
続きを読む

私はただ、喜んでほしかっただけなのに……!

 



つきあって間もない彼がいる

初めてのバレンタイン。

絶対に渡そうと心に決めた。

可愛いラッピングも用意して。


「バレンタインの日、会える?」


と、彼に質問をすると

いや……その日はちょっと仕事で忙しいから難しいんだ


断られてしまった。


けど……忙しくても受け取るくらいならできるよね?



前日の夜に一生懸命作って、ラッピングを終えて


会社が終わったら早速チョコレートを持って、彼の会社へと出向いた。


パラパラと小雨。

今週また寒気が来ているという寒さ。

 

 

続きを読む

今の彼でいいのかしら……




そんな、東京だとか、大都会まではいかなくても……

普通にコンビニが近くにあって

普通にファーストフードが近隣にあって


そんな生活に憧れて
田舎を出て、一番近い「街」という場所に一人暮らしをはじめて

生活のために必死に働いて



ふと、気がついたら結構ないい年で……



街に住むには、街で暮らしている人と結婚をしなくちゃいけない


なんて、なんだか急に焦りだして




そんなタイミングで声をかけてくれた、男性がいて

お付き合いがはじまったのはいいのだけれど……




久々に実家に戻ってみれば、相変わらずの田舎の風景。

 

続きを読む

私は一体なんだったの……?



三年間、同棲していた彼



居た



彼が転がり込むように家にやってきて、三年。




元、会社の同期。

連絡先は知っている程度の仲だった。

会社の転勤で別の支店に行った彼が、久々に戻ってくるということで同じ支店の同期が集まって飲んだのがきっかけで


そこから仲良くなって、


彼が人間関係でとても悩んでいることを知り……


つき合ったくらいの頃に、彼は私の居る会社を退職した。



それから、次をすぐ探そうとしない彼は地元に戻っても実家に居るのは気まずかったみたいで
私の家へと転がり込んできた。


就職先を探す素振りもあまりなかった彼の半年を支えて

派遣の登録をして一年の仕事が決まって……


やはり正社員にならないと、と
なだめて、背中を押して、支えて

新しい会社に就職して一年。


ようやく彼の仕事も安定したと思ったその矢先に



好きな女ができたんだ



新しい会社の事務に居る女の子らしい。



荷物をまとめてさっさと出て行った。


頑張った私の三年間は、あっけなく終わった。




コンビニで適当な食材を買ってきて、家のレンジで温めながら



ふと
 

続きを読む

彼は本当に私でいいのかしら……



つきあって半年の彼がいる



彼は合コンで知り合った少し年上の人だった。


何を思ったのか凄いプッシュをされて……

最初は戸惑いもあったのだけれど、ちょうど彼氏がいない時期が続いていたし

彼氏が欲しいのもあったし


押されて、押されて……つき合った彼だった。



女はさぁ? 想われているのが幸せなんだって



女友達の言葉に押されたのもあって、「そうだよね」なんて。


目立った問題はないと思う。
喧嘩もまだしたことがないし、いい人なんだと思うけれど……




彼とデート。

 
続きを読む

なかなか近づけないの……

 

 


ずっと会社で気になっている人がいる

少し年下で、営業職の彼はお洒落でやり手。

私の仕事は営業事務という形で、彼も含めて営業の方たちをサポートする形となる。



彼のサポートはとてもやりやすい。

レスポンスも早いし
対応もとても丁寧。


ある日、ふと彼のスケジュールの確認を帰宅後思い出した。
明日の朝、会社で伝えても間に合うんだけど……


知っているのは彼の会社から支給された連絡先。
いつも会社の電話と会社のパソコンで電話やメールをするのだけれど


自分の個人携帯にも登録してある。
使うことは無いと思っていたけれど、私の連絡先を教えることが出来るし……


自分の携帯からメールを打った。
会社に知られても、おかしくない文章を考えて……



彼からお礼のメールが返ってくるかと待ち望んだけれど……
会社のパソコンからやり取りをすると、いつも即座に了解メールが飛んでくるから
返ってくると思っていたのだけれど……



返信はなかった



翌日も会社で声をかけてくる素振りが無かったから……ひょっとして届いていなかったのかもしれないと不安を感じて


「あの……昨日メール打ったんだけど……」


すると、彼は笑顔で答えてくれた。


「ああ、届いてた。さっきメールの通りちゃんと確認しておきました。ありがとうございます」


届いていたんだ……


彼はそれから笑顔のまま続けた。


仕事終わって時間外だったから……緊急以外は返信しない主義なんです。そうしないと、ずっと仕事続いちゃうんで」

 

へ、閉店がらがら!?

続きを読む

写真に写りこんでいた、当時の想い……

 

 

 

休みの日にぼんやりと……やることもなくなって……

仕方なくスマホを触っていた。


ゲームにも飽きて

漫画アプリも読み飽きて


撮影した写真をなんとなくぼんやりと眺めていたら……


好きだった人と、ドライブに出かけた時の写真が出てきた

 

続きを読む

とっかかりがなかなか掴めないの……

 

 

会社で気になっている人がいる


彼は、現在私のいる支店で困った案件をどうにかするために本社から呼び寄せられたやり手と噂の人で……


「よろしくお願いします」


はじめて見た時から、『いいな』と思った

年は私より少し下みたいだけれども、鋭い目と比較的整った顔立ちが、私の好みだった。

 

社内の女子社員に大人気だった彼は、到底私の手の届かない人だと思ったのだけれど……

 

あまりに仕事一徹で、女子社員に冷たくて

次第に「本社から来た人間だから、支店の女子なんか馬鹿にしてるんだわ」と、女子社員は距離を置き始めた。

 

 

でも、私は知ってる。

たまたま残業して、苦手なエクセルで作業をしていたとき……


香ばしいコーヒーの香りに後ろを振り向くと、彼が給湯室で入れたコーヒーを片手にじっと私のパソコン画面を見ながら

 

「何しているんですか?」

 

クールに声をかけてきた。

悪戦苦闘具合を見られていたのかと恥ずかしくなったけれど、他に相談出来る相手もいなくて彼に質問した。

 

「これをこうしたいんだけど、時間かかっちゃって……」

 

彼はじっとパソコンの画面を見つめてしばし沈黙したあと、


「そもそも論ですが……なんで、こんなことしてるんです? だって、欲しいのはこういう形のものですよね?」


私がデスクに置いていた資料を指して彼が確認する。

 

「え……あ、そうなんだけど……だから私、今……」


「ピボットテーブル、知ってます?」

 

「ぴぼ……?」


知らないことを即座に察したのか、彼はコーヒーを置くと私の後ろから覆いかぶさるようにキーボードとマウスに手をかけた。


「見ててくださいね」


それから、一瞬のうちに私がやりたいことに近いことを一部やってのけて見せてしまった。

魔法使いかと思う。


「こんな感じでできます。詳しくは“ピボットテーブル”で検索かけて自分で勉強してください」


お礼を言う前に彼は、自分のコーヒーを手にしてさっさと自分のデスクへと歩いて行ってしまった。


それから、ピボットテーブルを勉強した私。


たまたま給湯室でインスタントコーヒーを入れている彼を見つけて、今がチャンス! と、後ろ姿の彼に声をかけた。


「あの。先日はありがとう! ピボットテーブル、ためになったよ!」

 

彼はちらりとこちらを見ると、またコーヒーに目を落として「あぁ……」とだけ答えた。


ここで負けたらほかの女子社員と同じになる。
緊張で喉が乾くのを感じながら、勇気を出して言ってみた。


「あの……よ、よかったらお礼に食事でも……」


彼はくるりとこちらを向いた。
入れ終えたインスタントコーヒーを手に、私を見て

 

 


たいしたことじゃないんで、大丈夫です

 

 


一言だけ答えて、私を通り過ぎて行った


まるで、鉄の門があるみたいに弾かれてしまった……。

 

 

続きを読む

買ったけれど、つけられないマニキュア……

 

 

 

 

 

会社で気になっている少し上の先輩がいる


直属の先輩で、とても親切にしてくれて……

 


片想いをはじめて、かれこれ3年

 


なかなか近づくことが出来ないまま、月日が流れて……

 

 

 

先輩に彼女が居ることは知っている

 

 


知っているけれど、だからって諦められたら苦労なんてしないわけで。

大好きな先輩と、見たこともない先輩の彼女と……それは、勝手に私が参加しているだけの構図なんだけど

 

勝手にそう思っていたのに……

 

 

入ってきたばかりの新人の女の子が、やけに要領がよくて。

 

直属でもなんでもないのに、なんだかやたらと先輩に話しかけていて……

先輩もまんざらでもなさそうで……


私と、先輩と、先輩の彼女……その中に、急に割り込んできた新人の女子社員


先日の部署の飲み会で、彼女は先輩の隣に陣取って楽しそうに話し込んでいた。
適当にビールで口を湿らせながら、二人の会話が気になって

 

 

マニキュア、可愛いね。俺、あんまり詳しくないから解らないけど、ナチュラルな色っていいもんだね」

 

「えー。先輩の彼女はマニキュアとかしないんですかぁ?」

 

「あー。見たことない気がするなぁ……」

 

「そうなんだぁ」


そんな会話が聞こえて……

私は、そんな風に先輩に褒められたことなんてなくて

 

 

 


――つい、休みの日に買ってしまったマニキュア

 

続きを読む

一生懸命仕事をしていると、彼氏はできないの!?

 

 

 

 

今の会社に勤めてかれこれ7年は過ぎた。

それなりのポジションも任されるようになって、バリバリやっていると昼休憩も早く済ませて仕事に戻りたい。


そんなときに見つけたのは会社の裏手にある中華のお店。


見つけた時は歓喜した

 

穴場

 

 

穴場ポイント。
外から見ると中が見通せない外観で、中に入ると意外に広い。
混雑はしているけれど、入って座れないわけではない。
リーズナブル。
激しく不味いわけではない。
料理が出てくるまでが驚く程早い。

 

 

続きを読む

私に合う異性は、一体どんな人なの……?

 

 

 


二年近くつき合った彼と、別れることになって

 

あんまり気分が下がっていたから……


気分転換に一人で旅行に出かけてみた

 

 

目的も無く、ぼんやりと旅館の外を歩いていたら……

 

 


彼との思い出
彼との喧嘩
彼が別れを切り出してきた理由
彼に対して持っていた不満


色んなことが頭を駆け巡って来て……


私、どんな人が合うのか解らない……

 

続きを読む

もう、私のことなんて忘れちゃったのかしら……

 

 

 

 


事あるごとに、彼のことを思い出すの


SNSでは繋がっているけれど、今は直接連絡をやり取りすることもない相手……

 

 

あの時のことは、全て幻だったのかしら、なんて。

 


あんなに、あの時は頻繁に連絡をくれたのに、ね。


もう、私のことなんて忘れたんじゃないか……


そう思うし、私も早く次へ行かなくちゃなんて思うのだけれど……

 

彼のことを思い出すと、つい、スマホを見てしまう

 

続きを読む

彼の言葉を信じたいけれど……

 

 

 

 

 

君のこと、大切にしているんだ

 

と、彼は言う。

 

愛してるよ

 

と、彼は言う。

 

 


けれど、連絡は常に彼の都合

 

会うときも、全て

彼の都合

 

仕事だから
忙しいから
今、結構辛い時だから

 

 

君といると癒される


と、彼は言う。

 

 

大好きだよ


と、彼は言う。

 

 

 

けれど……


ずっと彼に振り回されている気がして……


言葉だけな気がしてきて……

 

 


君との先のことも、ちゃんと考えているから


と、彼は言う。

 

 

まるで蜘蛛の巣にかかったみたいに、甘い糸が私に絡む

 

続きを読む

元彼の歯ブラシが捨てられないんだ……

 

 

 


同棲していた彼が居た


このまま結婚するんだろうと思っていたのに……

 

 

 

 

俺、他に気になる子が出来たから

 

 

 


つきあって5年目の衝撃

 

 

 

元々、一人暮らしをしていた私の家に転がり込んできた彼だったから……

 

さくさくと荷物をまとめて出て行った半年ほど前。

 

 

 

友達には
「良かったんだよ。先は見えなかったし、それにちょっとダメンズ入ってたじゃん」

 

 

なんて言われて

 

 

そうだよね。

 

 

なんて答えたけれど……

 

 


まだ

捨てられない彼の歯ブラシ

続きを読む

私は一体何をしているんだろう……

 

 

 

 

 

一人で車を飛ばして海辺に来て……

 

吹き付ける風に髪を乱されても一人だから気にすることもなく。


とぼとぼ歩いていたら……


愛の誓いだか知らない南京錠スポットが目に付いた

 

続きを読む

なんで……返してくれないの……??

 

 

 

 

 

お正月には、彼は地元に帰ってくると思っていた。


仕事は忙しいって言っていたから……


普段メールを打てなかったけれど……

 

 

 

メリークリスマス

 

 

 

あけまして、おめでとう。
 昨年はなかなか会えなかったけれど、今年は会えるといいなぁ。
 追伸:今日はすき焼きでした(写真)

 

 

 
 

続きを読む

イルミネーションを一人で見るのは辛いよ……

 

 

 

 

冬は、空気が澄んでいるからなのか……

 

夜景が綺麗に見える。

 

そのせいなのか……

 

イルミネーションが多い気がして……

 

 

 

冬のイルミネーションは、嫌いだ

 

 


イベントが多い時期

 

家族と過ごすことも多い時期

 

 


だから、彼には会えない時期……

 

 

 


一人で見るイルミネーションは

 

続きを読む

彼は結婚をするんだって……

 

 

 


あいつ、結婚決まったよ


男友達の話で、めまいを感じた。

え? 聞いてないの?


仲良くしてたんじゃないの?


と、重ねて言われる。

 

仲良くしていたつもりだ。

 

微妙な関係でもあったと思う

 

ここ最近彼女が出来たことは知っていた。

前の彼女のことも知っているし、また距離を置く時期が来たのかと思った

彼のことは気になる存在ではあったし……

 

 

 

微妙に気のある素振りをしてきたことがあったのは、なんだったんだと……

結婚が決まったというのに連絡一つよこしもしないのか、と……

 

続きを読む